- 定時制とは
- どうして定時制に行くことになったのか
- ハローワークへ母と行って説教を食らう
- なぜ定時制を選んだのか
- どんな感じだった?
- どんな人がいる?
- 全日制より受かりやすい?落ちない?
- 入学してわかったこと
- 終わりに
定時制とは
引用したのでよければ参考にしてください。
1948年に全日制高校と同時に発足した勤労青少年のための高校。定時制には夜間制,昼間制,昼夜間制の3つがあるが,大多数が夜間部の定時制。修業年限は4年以上。
以前は定時制・通信制の修学年限は全日制よりも1年長く,4年以上とされていたが,1988年,単位制高校が制度化されることによって,卒業に必要な単位を取得すれば,3年以上の修学年限で卒業できることとなった。
定時制課程の定義は「夜間その他特別の時間又は時期において授業を行う課程」とされています。当時は中学卒業後に経済的な理由などで就職するなど、全日制に進学できない青少年が多くいました。そのため、この定時制課程は主に中学校を卒業して勤労に従事するなど様々な理由で全日制の高校に進めない青少年に対して、高等学校教育を受ける機会を与えるために設けられた制度です。
簡単にいうと仕事をしながら高校に通えるように設けられた制度だそうです。
どうして定時制に行くことになったのか
学校が嫌いだった
私は学校が苦手族でした。
小学3年の頃に夏休みの宿題ができなかったことが発端となって
登校拒否をするようになった身なので、苦笑
(ちなみに親は学校を休むことを許してくれず
毎回母に無理やり連れて生かされるのでいつも泣き叫んでいました...笑)
勉強ができない私
そんな私が中学生になり、思春期となり
一向に学校嫌いになるわけです。
私は勉強ができなかったのですが
あの頃はもう劣等生で、
諦めて我慢しながらなんとか学校に通っていました。
唯一の楽しみは数少ない友達ができたことです。感謝ですな。
中3になると急に進路を決めなくちゃいけなくなっていくじゃないですか
私はガチで
高校に行かないゾ!!!
と思っていました。
いつも逆らうことが恐ろしくてできない
鬱病になっていたけどまだそれに気づかずに働いていた
(雰囲気がおかしかったのは感じ取ってた)
父に伝えるのは怖かったけど、
なんとかそのことを伝えました。
「高校は行きたくなったら行こうと思うから、中学校卒業したら高校には行かずに働きたい...」
と。
すると...
「(私)がそうしたいならいいよ」
と。
私にとっては思いがけない言葉でした。
父は働き過ぎと不況の波で心身ともに衰弱していたな、と今思えばそう感じます。
あの頃の私は無知で子供で何にも分かりませんでした。
ただただ、
(アレ、私の望みを父が受け入れてくれた〜!!!)
なんて思ってました。
(んなわけあるわけなかったですな。蝕まれててただ考える余裕なんてものがもうなかっただけですね。)
(父のことについてはこちらに書いたので気になる方は読んで見てください。
【死にたい気持ちは連鎖する】自死遺族になって8年経った私が思うこと・身に起こる症状 - シオンヌにっき。)
そんな経緯もあって、私は
高校なんて行かずに済む〜
ヤッターーーー
自由だーーーーー
って思ってたのですが
ここでまさかのラスボスが登場することに....
ハローワークへ母と行って説教を食らう
確か高校に行かないことを先生との面談で話したら
ハローワークに行かされることになったんです。
仕事を探さないといけないからそりゃそうなんですけど。
そしてハローワークの人と3人で面談になって話すことになったのですが、
「社会は甘いもんじゃないのよ!!!
ペチャクチャ、ペチャクチャ.......etc」
とハローワークのおばはんに長時間説教されて、泣かされたんです。苦笑
(おばはんと書いてゴメンナサイ。ハローワークのおばさんです。...笑)
今となっては言われてよかったかなぁとまぁ思うのですが...。
そのこともあってかハローワークには苦手意識を持つようになりました...。苦笑
高校を卒業したおかげで専門学校も行けて(中退したけど)
高校生活中だけの友達ができて楽しく過ごせたから(もう縁切れたけど)
行って良かったかな?とは思います。
なぜ定時制を選んだのか
姉が定時制に通っていた
なんで私が定時制にしたのかというと
姉が通っていたからです。
なので定時制がどんな雰囲気でどんな風潮かも聞いていて分かっていたので
行くことにしたのでありました。
どんな感じだった?
服装は私服登校で校則ゆるめ
私はあの頃ファッションが好きだったので(主に青文字系)
私服登校ができるのが嬉しかったんです。
毎日おしゃれができて、服を選ぶのが楽しかったです。
髪の毛を結ばないといけないとか、スカートの長さはこのくらい
などと言った意味不明な校則はなかったです。
私が通っていた中学は校則がアホみたいに厳しくて
すごく息苦しかったので、
ものすごく解放された気になりました。笑
夕方から夜に授業がある
夜間だったので夕方から授業がありました。
5時くらい〜9時過ぎで
4時間授業でした。
3年制と4年制があった
私が通っていたところは途中から3年制が導入されて
2年生からは午後から4年制の人よりも2時間授業を受けると3年で卒業できる制度がありました。
早く卒業したい私はもちのろん3年制を選びました。
少人数だった
私が通っていた学校は
年によっては違うみたいなんですが、 1学年に10~20数人でした。
なのでクラスも1クラスだけでした。
バイトや仕事と掛け持ちしながら通ってる人が多い
大体の人はバイトをしていました。
夕方から授業なので、午前〜夕方の間で仕事をする人や
姉から聞いた話では
学校が終わってからの深夜、夜勤で働く人もいるそうです。
どんな人がいる?
いろんな年齢の人が通っている
親子で通っている人もいましたし、年配の方、中年の方もちらほら少ないですがいました。
私が入学した年の人達は結構同世代(16歳〜17歳)
の人が多かったです。
中学卒業してそのまま定時制に入る人もいれば
中卒だったけれど高卒の資格を取るために通う人もいれば、
全日制の高校を中退して、また高校に入り直すために通う人もいたりするため様々です。
ヤンキー系の人が多い
多いのは10代〜20代のヤンキー系の人だったり、気の強い人が多かったです。
あとは不登校だった感じの人もちらほらいる感じです。
中学が不登校だった人もいる
私の姉は中学の時に色々あって不登校になったのですが、
その時に不登校仲間(?)の同級生が定時制に行くことを聞いて
そこで定時制のことを知り、定時制に行くことにしたらしいです。
私もどちらかというと不登校願望な子供だったので
定時制だったから高校を卒業できたような感じもします。
外国人も結構いた
そして学年に1〜3人くらい外国に人がいました。
私が通っていた場所はアジア(中国人とか)の方がいました。
全日制より受かりやすい?落ちない?
全日制(一般的な高校)よりは受かりやすいです。
テスト受験の成績の良さよりは
通いたい気持ちや姿勢の方が
受かることに大事な部分な気がします。
面接の時にあまりにも態度が悪くない限りは
落ちることはないように私は思います。
※あくまで私の見解ですが。
入学してわかったこと
数人がいつのまにか辞めていく
中年の女の方や他にも数名いたのですが
いつのまにか学校にこなくなって
辞めていく人が入学して数ヶ月で結構いました。
何かしらの問題を抱えた人が多い
結構荒れている人が多かったり(やんちゃする系の人だったり)
裕福な家庭ではなかったり、親とうまくいってないため
生活費を稼ぐためにバイトしながら学校に通う人もいたり
内容は様々ですが何かしら問題を抱えた人の集まりだったように
思います。
機能不全家族の中で育った人が多かった気もします。
私も当時は無自覚だったのですが、学校が苦手だったり
高校1年の時、父が亡くなり
今思えは貧困家庭ではあったし。
終わりに
こうやって思い返してみると感慨深いなぁと思います。
なんやかんやもんのすごく嫌なこともあったけれど
思い出的には楽しかった記憶の方が強いんですよね。
こんなにネガティブな私なのに。
それなだワサ。
それは、自分がやりたいことができていたからだと思います。
あの頃の私でいうと中学校の時にはできなかった
髪を染めること、おしゃれに夢中になること。
人目を気にせずファッションを通して自己表現を素直にできていた時期でした。
なので悔いなく卒業できました。
私の人生の中で充実していた時でした。
そんなこんなで定時制に通っていた私がいろいろ綴ってみました(*´-`)
定時制の高校ってどんな感じなの?
って思ってる方の参考になれば
幸いです。*
拙い文章でしたが
ここまで読んでいただきありがとうございました!