ここでは以前の乾癬についての経験談記事の続きを書いていきます。
乾癬はかゆいし、何より人目が気になりますよね。
当時の私は乾癬という言葉も知らなかったんです。今ではネット社会だったりして調べればなんとなくわかるようになりました。
それでもやっぱりまだまだ一般的には知られていない皮膚疾患だと思います。
以前書いた記事↓
少々主観だらけの文章でダラダラ〜拙い文章を書いてますが、私の乾癬記が乾癬について悩んでる方なのどに共有できたら嬉しいです。
そして、乾癬という皮膚疾患が一般の方にも理解されるようになって、誤解がなくなり理解のある社会になったらなと思います。
高校生の頃
私は定時制のある高校に通っていました。
私は学校があまり好きではなかったので、本当は高校はいきたくありませんでしたが、頭も良くないですし、高卒の資格だけは取った方がいいと中学3年生の時の進路指導でハローワークに行かされた時に
「そんなに世の中甘くないのよ!ウンタラカンタラ....etc」
と説教され、しぶしぶ高校へは行くことにしました。苦笑
そんな時に選んだのは定時制の学校でした。私が通っていた定時制の学校はもちろん私服だったので、黒い制服の時のように乾癬が目立つだの考えなくて済むし、何より校則が緩かったので、やっと中学から解放されるヤッホ〜イと思っていました。笑
やっと嫌だった中学からの解放で乾癬が治まる
そんな自覚してなかったのですが、高校からは髪色も変えられるし、何より私服だしとストレスが中学以前よりも減りそこまで乾癬に悩むことは減っていました。
もちろん完全に治ったわけじゃなく、慢性的には頭皮に乾癬できていたのですが、中学生の時よりも乾癬は治っていましたし、あまり乾癬について悩むようなことが少なくなっていました。
それでもやっぱりストレスが強かったり、冬の時期の乾燥で乾癬が悪化することはあったと思います。
専門学校生の頃
私は高校を卒業してからは服飾の専門学校へ通いだしました。
ずっとファッション関係の仕事に着くのが夢だったから。
というよりも、ただ、ただファッションが好きでした。
服飾専門学校では服の作り方を覚えるのはもちろんなのですが、1年に1回行われるコンペティション(ファッションショー)があり、それに向けて作品を作ることを目標に私が通っていた学校ではカリキュラムが組まれていました。
私は実家から通っていて、片道1時間30分かかる道のりを平日毎日通っていました。
慌ただしい日々でしたが、好きなことのためだったのでとても充実していました。
その頃は不思議なくらい乾癬が治っていたと思います。今までに感じないくらい。
今思うと乾癬って本当にストレスとか環境が引き金になってるんだなぁって感じました。
汗疹からのストレスで胸あたりに乾癬が広がる
学校に通うのも慣れてきた頃の夏休みぐらいの時に、胸あたりに汗疹ができるようになりました。
あんまり気にしていなかったのですが、これが乾癬へと転換されてしまうのです....。
専門学校を中退しようとしていた頃
夏休み明けから、学校の課題に追われていた頃。
私の家の家計ではお金ギリギリで、奨学金を借りて通っていました。
もちろんお小遣いは自分で稼がないといけないので、高校の頃から続けていたバイトはそのまま続けていたのですが、もっとお金が欲しいという気持ちと、他の人もバイトと学校を両立してるから私だってできるという気持ちでもう一つのバイトを掛け持ちする様になりました。
それから、少しずつ何かが崩れていきました。
慣れない新しく始めたバイトに学校の両立、親の無関心さ(親は親で仕事で疲れていたのだとは思いますが)、やっぱり適合できない学校生活、対人関係。
いろんなことが絡まって、悩んだ挙句、結局専門学校を中退することにしました。
今まで経験したことのない感情が渦巻いていました。
そしてその頃、秋に入り冬になっていたのですが、汗疹だった湿疹が次第に乾癬になり、どんどん広がっていきました。
本当に乾癬が嫌でした。私が通っていた学校は専門学校でモデルも生徒がやります。
やっぱり乾癬があるのを見られるのはものすごく嫌でした。
恥ずかしかったですし、汚いと思われる不安感が強かったです。
ファッションショー用の衣装は肌が見えるものが多かったですし、そうゆう気持ちもあって、私は逃げる様に専門学校をやめました。
専門学校を中退してからは
専門学校をやめて、気持ちが落ち着いた頃。
それでも胸から鎖骨に広がっていく乾癬が悪化してました。
それはついボリボリと掻いてしまうのが癖になったから。
掻くと鱗屑がはげ落ちて皮膚が赤みを帯びた状態でした。
さすがに見た目もひどく、乾癬がやばいなぁと思い始めたので、
私。病院が嫌いなのですが、(笑)思い腰を上げて病院へ行って塗り薬をもらいました。
すると、びっくりするくらいどんどん治っていきました。
あ〜早く病院いけばよかったな。(笑)
と思いつつ、乾癬が治っていくのを実感しました。
慢性化してない箇所の乾癬であれば病院で塗り薬など処方してもらったら、すぐに治るみたいでした。(私の場合は)
+αストレスの少ない環境であることも、その時治ったおかげではあると思います。
必ず関わりのあるストレス
一番感じることは乾癬ができるのはやっぱりストレスが強い時にひどくなったり、出来たり、悪化するということです。
ストレスなく過ごしている時ほど活動的に動いているので、その時に皮膚を掻いたりはしないじゃないですか。
なんとなく暇な時ほど無意識に癖でボリボリと、頭を掻いちゃってるんですよね...。
それが、乾癬を悪化させる一つの原因でもあります。
そして、ストレスな時やイライラしている時ほど思いっきり頭をかきむしってしまうんです。
コンヤローーーーーォォォオっっっっ!!!!!!!!
ギャァーーーーー!!!!!!
って辛いこととかでメンタルが崩壊する時とかがあると本当、掻きむしってました。
(今でも掻きむしってしまいます。昔からの癖です。)
痒い時かくと気持ちいいじゃないですか。それで掻いちゃう。
ひどい時は痒みが痛みに変わるまで掻いてしまう...。
一種の自称行為のようにすら今では思います。
どうしようもできない時ほど掻いていました。
それで、悪化する、という悪循環が乾癬を患うとありました。
掻きすぎた後は血が滲んでしまう時もあるし、ジンジンヒリヒリしますし、
シラフ(?)に戻った時の、あぁなんでやってしまったんだろう....。
という罪悪感もあって、本当悪循環だなぁと感じます。
傷や、摩擦などが原因で乾癬発症につながることがある
今まで、乾癬と付き合ってきて思うことは、
今まで乾癬じゃなかった皮膚に乾癬が発症するときは
何か別の原因に繋がっているなぁと今思えば思います。
例えばコケて怪我した傷跡だったり、上記にも書いた汗疹だったり。
乾燥で皮膚が痒い時にあー痒いと掻いていたら、それがいつの間にか乾癬になっていたり。
よく、足を曲げて膝を地面につく動作をよくしていたら膝にできていた頃もあります。
いや、本当人間の身体って不思議だなぁって思います。
18歳〜19歳の頃
好きなことをはじめたおかげか乾癬が治る
この頃は専門学校をやめて、次に憧れていたバンドを組もうと決意して音楽活動をするようになります。
何も楽器もしたことのない私だったんですが、専門学校をやめた反動でやりたいことやるんだ!みたいなテンションになっていました。笑
あの頃は節約をしていて、余った奨学金と少し貯金があったのでそのお金でベースを買ってバンドを組むようになります。
自分の好きなことができていたのでそこまで乾癬も悪化していなかったように思います。
好きなことをやってると自己肯定感が上がって、精神が安定するのでそれが乾癬によかったのだと思います。
19歳後半〜21歳の頃
なんとか、憧れていたバンドが組めてそれなりに充実していたはずですが、何かのはずみ、きっかけでバンド生活を終えてしまいます。
バンド、対人関係が上手くいかないことに悩んで、ひきこもり気味になる
私は他人と関わる時自己主張がとにかく苦手で、自分の意見を伝えることがとても苦痛でした。
最初はなんとか上手くいくものの、長い関係性なると、苦しくなって、突然バックレるかのようにバンドを脱退していきました....。
(なんか書いてたら私、結構
ヤバいヤツ\\\\٩( 'ω' )و ////
ですね...トホホ。( ͡° ͜ʖ ͡°)苦笑。)
いつも絡むような友人関係もなかったですし、バイトだけは続けていたのでバイトをした後、家にいる生活。ネットとテレビをダラダラとしたり、とにかく家族以外の他者との関わりを経つようになりました。
その頃からまた乾癬は目に見えて悪化します。
私の場合ですが、ひきこもると乾癬が悪化するように思います。
精神的には人生的にピークで落ちていました。
22歳〜現在
ですが、いろいろとワケあって私にとって大金の50万円が入ったんです。
うっひょ〜いって感じで、私はずっとしたかった上京を実行する決意をしました。
そして、その来年の春に上京しました。
上京して2ヶ月間バイトが決まらず不安が強まって乾癬が悪化
初めてのことだらけで、ワクワクが強かったですが、次第に降りかかるのはお金問題。
バイトを見つけないといけないのにいつの間にやら2ヶ月経ってました。
やっぱり不安が強くなるとできてしまう乾癬。
この時も頭皮にできていました。
バイトをするにも頭皮の乾癬だと不潔に見られるのが怖くて、とにかく治さないと!
と思い市販で買えるエフコートというステロイド軟膏を買って治すことにしました。
病院に行くのがとにかく嫌で(笑)、自力で直せるもんはないかと調べていたら市販のステロイド軟膏が乾癬に効くと書いてあったので、早速試してみたんですけど、それが急激に治ったんですよねぇ。
多分普段そういった薬を使ってなかったので、よく効いたのだと思います。
早朝の清掃を始めて一気に乾癬ができなくなった
それから、バイトをなんとか応募して面接を受けて近所の場所で働けるようになりました。
安心できたおかげか乾癬がなくなる
ホッと安心したのもあってか、それからは乾癬ができず治っていました。
自分でもびっくり。
やった乾癬治った〜って感じでしたし、乾癬のことを考えなくなっていました。
朝早く起床していたので、健康的になったのもある?
もう一つ乾癬ができなくなった理由はなんなのかな?と考えた時、早朝のバイトを選んだことで規則正しい生活になったことが乾癬ができなくなった理由かなとも感じました。
朝遅刻しちゃいけないから、できるだけ早く寝るように心がけていましたし。結果、乾癬にはそれが良かったのだと思います。
自由気ままなひとり暮らしのおかげでストレスが減った?
ずっとしたかった一人暮らしを始めて、自分のペースで過ごすことができていたので、それのおかげでもかなりあると思うんです。
そのおかげでストレスが減っていたように思います。
実家に帰ると乾癬が悪化する問題
実は、今現在なんやかんやと都会の波に揉まれて(?)実家に出戻ってしまうことになったのですが...見事乾癬が悪化したんです。涙
本当自分でもびっくりです。こんなに乾癬は環境とストレスが関係してるのかと実感として思い知りました。
一人暮らしの時、お正月に1週間くらい帰省していた時も乾癬が悪化したんです。
なんでだろうって思って原因だったなと思うことは
- お正月料理を食べすぎる
- 家族と一緒にいすぎるとストレスが溜まる
この2つが要因だったなって思います。
私は一人暮らしをしてる時はお菓子を食べることがかなり減っていました。駄菓子やスナック菓子は乾癬によくありません。食生活も変わっていたのでそのおかげで乾癬ができなくなっていたのもあると感じました。
実家にいる時はお菓子を食べちゃうんですよねぇ、これまた不思議で。小さい頃の習慣なのかなんなのか...。
満たせる材料がお菓子になっちゃうんです。実家にいると。
私が住んでるところは田舎なので歩いて気軽に出かけれる本屋やコンビニなどのお店もないので、都会のように刺激が少なくて結果、食に走ってしまうんだと思います。
乾癬は食べ物も関係していると言われているので食生活の変化のおかげで乾癬が治っていたのかもしれません。
布団がフケだらけ。鱗屑を見るのが嫌。つらいし掃除が大変
これは、今に越したことはないのですが、乾癬で白いフケ(鱗屑)が布団にばら撒かれるのを毎朝見るのが本当嫌です。今も嫌です。
一人暮らしをしてた時はボンビーの貧乏生活でしたので、掃除機を買う余裕もなくていつも布団を窓から叩くか、ミニほうきでフケ(鱗屑)をはいてました。笑
フケはダニの大好物なので、それを考えると掃除せざる得ないのですが、メンドくさがり屋の私は本当だるいです。笑
でも仕方がないですね。清潔でいることは乾癬においても大事なことですしね。
でもそのおかげか(?)実家にいる時よりも掃除ができるようにはなりましたけどね。笑
そして実家に帰った今現在
今現在は、実家に帰ってから見事に頭の乾癬がひどくなりました...。
せっかく実家を出れたのに、出戻ってしまった自責の念やらで身体中に毒素が溜まってるようで、体にもでき始めてしまいました...。
乾癬の記事を書こうと思ったのも悪化してもうどうしようもねえからネタにするか、と思って書き綴ってみたんです。笑
今までできなかった斑点状の乾癬が足と肩にできてしまって、これはアカンと思うのでこれ以上はストレスをかけすぎないように毒素をためないようにしていきたいものです。
乾燥もプラスアルファで悪化の原因にはなってると思います。
今はお風呂にでた時や、掻いてしまうときにワセリンを塗っています。
おでこにも広がっているので(これが地味に目立ってしんどい)化粧水を塗るときのついでにワセリンを塗るようにしています。
家にあったステロイドの軟膏を何回か塗ってた時もあったのですが、全然治らず...。
今回はかなりしぶといです。まぁ、家に引きこもってますからね..とほほ。
でも今から春になるので、次第に治っていくとは思ってます。
乾癬は何かを訴えてきている暗号SOSのようなものだとも思う
こうやって書いてきて気づいたのはいつも乾癬ができる時は自分が生きづらいなぁと感じたり、上手くいかないなぁと感じている時だなと思いました。
乾癬ができて悪化したということは、やっぱり前の生活や環境が合ってたんだ。と知れますし、バイトもやっぱりこっちの方が乾癬ができずにストレスを少なく働けれたんだなぁという発見にもなれました。
ある意味乾癬は何かのメッセージを教えてくれているのだと私は私の身体を通じて思います。
長々と自分のことを書いてしまいましたが、
少しでも乾癬のことを共有できたら幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!*